燃料搬出へ「責任の自覚を」 青森知事が期限順守求める
原発の使用済み核燃料を保管する中間貯蔵施設(青森県むつ市)の操業が始まったことを受け、宮下宗一郎知事と山本知也市長は7日、施設を運営するリサイクル燃料貯蔵(RFS)の高橋泰成社長らと市内で会談した。操業の報告を受けた宮下知事は「期限の順守という重い責任を自覚してほしい」と述べ、最長50年間としている貯蔵期間の厳守を改めて求めた。 施設には東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の燃料が9月26日に初搬入され、検査を経て今月6日に正式操業となった。現在は2026年度までの搬入計画が示されているが、その後の搬入予定や将来の搬出先、時期は具体化していない。