【MLB】レッドソックスがソト争奪戦に本格参戦 「本命の1つ」との声も 複数の大物FA選手獲得を狙う
今オフのFA市場における最大の目玉と言われるフアン・ソトに対して5球団がオファーを提示したことが報じられているが、ソト争奪戦は依然として「ニューヨーク2球団による一騎打ちになる」との見方が強い。しかし、ここにきて新たな「本命候補」が浮上してきた。大型補強を目論むレッドソックスだ。「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者は「レッドソックスはソト獲得に本腰を入れており、有力候補の1つとみなされるようになってきている」と報じている。 2024年シーズンの主要アワード受賞者まとめ ソトにオファーを提示したことが報じられているのはヤンキース、メッツ、レッドソックス、ブルージェイズ、ドジャースの5球団。レッドソックスはソト獲得に失敗した場合、「プランB」としてテオスカー・ヘルナンデスの獲得に動くとみられているが、現時点ではソト獲得に全力を注ぐ方針のようだ。 しかし、レッドソックスが獲得を狙う大物FA選手はソトだけではない。コービン・バーンズ、ブレイク・スネル、マックス・フリードの大物投手トリオのうち2人の獲得を目指しているとの情報があるほか、三塁手としてウィリー・アダメスを獲得し、正三塁手ラファエル・デバースを一塁にコンバートする可能性があることも報じられている。その場合、正一塁手トリストン・カサスはトレード要員となり、ギャレット・クローシェ(ホワイトソックス)の交換要員として放出される可能性も出てくるだろう。 正三塁手候補としてはアダメスのほか、アレックス・ブレグマンやノーラン・アレナド(カージナルス)の名前も挙がっている。いずれにしても、レッドソックスが複数のスター選手を獲得することによる大幅な戦力アップを狙っていることは間違いないだろう。 かつてはヤンキースやマリナーズとの争奪戦を制してマニー・ラミレスの獲得に成功した実績もあるレッドソックス。ヤンキースとメッツの一騎打ちが予想されるソト争奪戦だが、レッドソックスも無視できない存在となっていきそうだ。