万博協会、360億円借り入れへ りそな銀から、準備費用に
日本国際博覧会協会(万博協会)が、2025年大阪・関西万博に向け、りそな銀行から最大360億円を借り入れることが1日、関係者への取材で分かった。開幕に向けた準備が進む中、増大する資金需要に対応するためとみられる。6日に開催する臨時理事会で議論する。 万博協会は会場管理の人件費や警備費、広告宣伝費などの運営費を1160億円としている。主に入場料収入で賄う方針だが、実際に入金されるまでには時間がかかるため、融資を受ける必要があると判断したもようだ。 開幕まで1年となる24年度に入ると、事業者との契約締結が進み準備が本格化するため、協会幹部は「一斉に資金需要が増える」としている。