【ハイライト動画あり】王国NZブルーズが実力証明。横浜キヤノンイーグルスも4トライ22得点。クロスボーダーラグビー第3戦
「この試合で勝つことの価値を高めることができたら、(来季の)クロスボーダーに入るために今年絶対に4強に入る、という目標にもなってくる。しっかりした仕組みになればもっと発展していくのでは」
「(現状では)リスクもあるし、勝点もつきません。でもやるからには真剣勝負をしたい。そこで得られるものはある。幸い、大きい怪我人も出ませんでした。こういう機会の価値を選手も理解しています。何回も言いますが、良い経験になりました」(沢木監督)
リーグワンで現在4位のイーグルスは次戦、ビッグマッチが待っている。
2月24日(土)に秩父宮ラグビー場で相まみえるのは、6戦全勝で2位の東芝ブレイブルーパス東京だ。
今季新たなディフェンスシステムに取り組んできたイーグルス。CTB梶村主将は「ここ数試合、ディフェンスの我慢強さ、淡泊なところが失点に繋がっている。ここを改善しないとコンタクトエリアでやられてしまう」と課題感を明かし、最後にこう付け加えた。
「今日の強度を基準にしてやっていきたいです」
今回貴重な経験を積んだイーグルスが、クロスボーダーに出場していない昨季5位のブレイブルーパスと、どんな闘いを繰り広げるか。クロスボーダーマッチの価値も見えてきそうな、興味深い「4位×2位」対決だ。
多羅 正崇