ソシエダ、豪雨被災者支援を実施…主将FWオヤルサバルらが食料や衛生用品の梱包を手伝う
レアル・ソシエダは4日、DANA(寒冷低気圧)による豪雨災害に見舞われたスペイン東部バレンシア州に対する支援活動について、報告した。 【動画】支援活動に従事するソシエダの選手たち 先月29日から30日にかけて、スペイン東部バレンシア州は記録的な豪雨に見舞われ、大規模な洪水が発生。一部エリアでは1年分を超える降水量を観測したといい、4日時点で死者は200人越え、行方不明者の捜査を求めるリストには2000名以上の名が連なるなど、被害状況は壊滅的。国内では「史上最大クラスの国内水害」と報じられている。 そんな中で、レアル・ソシエダもDANA被災者支援を実施した。食料や水、衛生用品などの寄付先として、本拠地『アノエタ』を解放。すると、呼びかけに応じたレアル・ソシエダのサポーターを筆頭に、多数の市民から、想定を遥かに上回るほどの支援物資が届けられ、その量は数トンにも上ったという。そのため、クラブは当初の予定を繰り上げ、支援物資の回収を終了することを発表した。 また、4日からはバレンシア州に向けて配送も始まった中、レアル・ソシエダに所属する選手たちが支援活動に従事。同日のトレーニング後、トップチームや女子チームの選手たちは、被災地に送られる支援物資の梱包をお手伝い。クラブ公式サイトがアップした動画内で主将FWミケル・オヤルサバルやGKアレハンドロ・レミロらの姿が確認できた他、スペイン紙『エル・デスマルケ』によると、MF久保建英も参加していたとのことだ。 なおレアル・ソシエダは、先月31日に行われる予定だったコパ・デル・レイ1回戦ジョベ・エスパニョール戦が、この水害により延期となっている。
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