秋深まり紅葉はこれからが本番! 「映える」ハートの紅葉も 石川県の“人気スポット”をリサーチ
秋もようやく深まるなか、石川県の南加賀では紅葉が見ごろを迎えています。 小松市と加賀市のそれぞれの紅葉スポットの魅力を、久々江龍飛アナウンサーがリサーチしました。紅葉シーズンはこれからです! 【写真を見る】秋深まり紅葉はこれからが本番! 「映える」ハートの紅葉も 石川県の“人気スポット”をリサーチ まずは小松市の那谷寺。北陸屈指の紅葉スポットで、海外からも観光客が集まる人気の場所です。この季節は、多い時で1日5,000人が見物に訪れます。 境内には、ヤマモミジやドウダンツツジなど15種約1,000本が植えられています。 国の名勝「奇岩遊仙境」付近はカエデやモミジが真っ赤に色づいていますが、今は一部が見ごろで、緑、黄色、オレンジ、赤のグラデーションが楽しめます。 那谷寺の広報・企画担当漆原慎さんによると、紅葉が進むためには、 ●最低気温が8度以下で寒暖差があること ●適度な雨が降ること ●適度な日光を浴びること これらの条件があると良いとのことです。 那谷寺で「映える」スポットはここです! 真っ赤なハートのドウダンツツジです。 人の手で形を作ったと思われがちですが、自然にハートの形になったのだそうです。不思議な不思議なハートの紅葉です。 「ここに来ると、一日一日、自然が変化し続けていると感じる。まさに諸行無常」と話す漆原さん。 日に日に変わりゆく葉の色づきが楽しみになってきそうです。 そして、加賀市山中温泉の鶴仙渓も多くの観光客らでにぎわっています。 こちらも、那谷寺同様に本格的な色づきはこれからのようで、日光を浴びた高い木は紅葉が進んでいますが、日陰の低木はまだ緑が目立っています。 石川県は16日(土)は晴れ間がみられそうですが、17日(日)は前線の通過などにともない雨が降る見込みで、紅葉を楽しむには土曜日のほうがよさそうです。 また、来週は18日(月)以降上空の寒気の影響で気温がぐっと低くなりそうです。 紅葉の色づきはさらに本格化しそうですが、特に19日(火)の金沢の最低気温は4度、最高気温は10度の予想です。あたたかい服装で紅葉見物を楽しんでください。
北陸放送