触らなくてもわかる?「食べ頃のアボカド」の見分け方と、柔らかくする方法とは?管理栄養士が解説
『食べる美容液』と言われるアボカド。濃厚でクリーミーな味わいはお好きな方も多いのではないでしょうか?ただお店で買ってきたものが硬すぎたり熟しすぎたりしたことはありませんか?今回は食べ頃のアボカドの見極め方とアボカドを柔らかくする方法についてご紹介します。 <写真>触らなくてもわかる?「食べ頃のアボカド」の見分け方と、柔らかくする方法とは?管理栄養士が解説 ■完熟したアボカドの選び方とは? アボカドは指で押してみてやわらかいものが食べ頃というサイン。しかし店頭で触ってしまうと、アボカドを傷めてしまう恐れがあります。そこで指で押して確認する以外の見極め方を見ていきましょう。 ①黒色をしている アボカドは熟すにつれて、鮮やかな緑色→深みのある緑色→黒色に変化していきます。その為、すぐに食べるのであれば黒っぽいものを選ぶのがポイントです。鮮やかな緑色の場合は常温で3~7日、深みのある緑色の場合は常温で2~3日おくと、食べ頃になりますよ。 ②アボカドのヘタが沈んでいる アボカドは熟すにつれて実から水分が失われ、ヘタの部分が沈んでいくと言われています。その為、ヘタが沈み、ヘタと実の部分に少し隙間ができたものは、完熟している証拠です。 なお、アボカドのヘタの周辺は農薬が残りやすいと言われています。食べるときは、ヘタの部分をしっかり水で洗うようにしましょう。 ■アボカドを柔らかくする方法とは? 上記の様に選んだけど、どうしても硬いアボカドを購入してしまった場合、もしくは既に包丁を入れたけど、アボカドが固かった場合、どの様にすればいいのでしょうか? ①バナナやりんご、キウイと一緒に袋に入れる アボカドを食べるまでに時間がある場合は、バナナやりんご、キウイなど、エチレンガスを出す果物と一緒に紙袋もしくはジップ付き袋に入れておきましょう。アボカドはエチレンガスがあると熟すスピードが早まると言われています。 ②電子レンジで加熱する アボカドに包丁を入れたけど、硬くて食べにくい、もしくは種が外れないなどの場合は、電子レンジで加熱すると、柔らかくすることができます。耐熱皿にアボカドをのせて、ふんわりとラップをし、電子レンジで1分ほど加熱します。アボカドの状態を見て、まだ硬い様であれば、30秒づつ追加しましょう。 ライター/和田梓(管理栄養士)
和田 梓