“ホットサンド”の可能性は無限大!? はさむとおいしい食材は? キャンパーが愛する絶品メニューの作り方とは
定番は「ハム&チーズ」。ロースハムとスライスチーズを挟んだだけですが、食パンがリベイクされ香ばしくなることで、カリカリの香ばしいパンの小麦感と適度に温められた具材という、ホットサンド最大の魅力を満喫できます。 おすすめは、「揚げ物&カット野菜」です。揚げ物は、フィールドへ向かう途中のコンビニのレジ横にあるホットスナックコーナーで、コロッケやメンチカツ、フライドチキンなどをゲットしておきます。 副材に便利なのが洗わずそのまま使えるカット野菜。最近では、キャベツだけでなく、コーンなど他の野菜がミックスされたものも登場。ポテトやタマゴ、ゴボウなどのサラダもあれば、ベーシックな具材と組み合わせることでバリエーションが急激に広がります。
●5分以下で完成!ーーHS作りの基本
ではさっそくホットサンドの作り方をメンチカツサンドを例にして紹介します。HSMを開いて食パンを入れます。好みでバターを塗ってもOKです。 スライスチーズの上にカット野菜をしきつめたら、ソース(必ずお店でもらっておいて!)をつけたメンチカツをトッピング。さらにその上にカット野菜とパンを乗せHSMのハンドルをロック。 閉じるときのコツは、食材が直火で焦げないようHSMの外に材料をはみ出さないようにすること。 「そんなに具を入れたら閉じないよ」と思うかもしれませんがご安心ください。ホットサンド特有のカリカリ感は、バネのようなハンドルで挟みギューッとプレスすることで生まれます。ハンドルはロックできるので具材は「多いかな」くらいで大丈夫です。 具材をはみ出さないようにセットしたら、火を着け中火で片面を1分ほど炙り、ひっくり返して裏面も1分。そこで様子を見るためにそーっと開いてみてください。うっすらキツネ色になっているはず。 さらに裏表を各1分焼けば完成ですが、トーストと同じで好みの焼き加減を試行錯誤するのも面白いです。出来たては熱いので、トングなどで取り出します。HSMは蓄熱性が高いのでヤケドにはくれぐれもご注意ください。 ホットサンドはそのままかぶりついてもいいですし、ナイフでカットすればプレスされた美しい断面も味わうことができます。 冷めても美味しいので、予め焼き上げてアルミホイルに包み、おやつや行動食にするのもオススメ。その場合は食中毒を避けるため、水気の少ない具材を選ぶのがポイントです。 キャンプ道具に忍ばせておけば、きっとアウトドアの食事の楽しさがアップすること間違いなし。「これ挟んだら美味しいかも?」という好奇心のおもむくままチェレンジするのもホットサンドの醍醐味なのです。
杉山元洋