アマゾン、新型ドローン「MK30」で配送地域を拡大--アリゾナ州で
Amazonのドローン配送サービス「Prime Air」は2022年の開始以来、数千種類の日用品やサプライ用品を1時間以内に配達してきた。 同社は米国時間11月5日、アリゾナ州フェニックスのウェストバレーでもPrime Airを展開すると発表した。 同州トルソンにある配送拠点の近くに住んでいる場合、5ポンド(約2.3kg)以下の対象商品を購入し、1時間以内にドローンで自宅に配送してもらうことができる。対象商品は5万点以上に及ぶ。 新型ドローン「MK30」を採用することにより、従来よりも静かになるだけでなく、航続距離が2倍になるという。MK30は安全性を考慮した機能により、小さな裏庭や人口密集地などへの配達が可能で、人やペット、建物などの障害物を検知して回避できる。米連邦航空局(FAA)から商用飛行の認可を取得済みだ。 Amazonによると、MK30は既存の当日配達拠点の隣にある施設から出発する。これらの小規模な施設は、配送ステーションとフルフィルメントセンターの役割を兼ねることにより、より迅速な配送を可能にしている。 この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。