ファジ、山形とのPO準決勝を制しJ1昇格に王手 木村の「気持ちのゴール」に岡山市内のサポーターも興奮
明治安田J2リーグ、ファジアーノ岡山は12月1日、プレーオフの準決勝で山形に勝利し、J1昇格に王手をかけました。 4チームのうち1チームだけがJ1に昇格できるプレーオフ。準決勝はアウェーの山形で行われました。 (佐藤理子アナウンサー) 「悲願のJ1昇格に向けた大事な一戦に向けて、多くのサポーターが駆け付けて会場のボルテージも高まっています」 岡山市でも1日、パブリックビューイングが行われ、約600人のサポーターが駆け付けました。 引き分けでも敗退となるファジアーノ。序盤から果敢に仕掛ける中、前半31分、右サイドの本山がシュート。 待望の先制点を奪うとその3分後、セットプレーの混戦から木村。最後に岩渕が触って2点目となります。 後半は、山形の猛攻を守護神・スベンド ブローダーセンを中心に全員守備で防ぐファジアーノ。39分に木村が追加点を上げ3対0で見事勝利し、8年ぶりに決勝に進出しました。 ■パブリックビューイング会場の盛り上がり (サポーターは…) 「(3点目の)木村選手の気持ちのゴール最高」 「J1に向かって勝てるように、選手とサポーターみんなで戦いたい」 (ファジアーノ岡山 木山隆之監督) 「自分たちのプレーを出し切ったと思う。サポーターもたくさん来てくれて、声もよく聞こえていたので、全員で勝ち取った勝利」 決勝は12月7日、リーグ6位のベガルタ仙台をホームに迎えます。引き分け以上で初のJ1昇格が決まります。
岡山放送