【高校サッカー全力新聞】三重・四日市中央工業 伝統校の復活!「四中工魂」で狙うは悲願の単独優勝
■「四中工魂!目指すは悲願の単独優勝」四日市中央工業
3年連続の三重県大会敗退からはい上がってきた伝統校。球際の強さ、速い攻守の切り替え、そして戦う姿勢。今年度は歴代のチームが守り続けてきた伝統のサッカーをもう一度徹底してきました。 そして、四日市中央工業には、どんな状況にあっても、絶対にあきらめない気持ちを示す「四中工魂」という言葉が代々受け継がれています。70回大会の帝京高校との決勝戦、小倉隆史さんが後半終了間際に見せたダイビングヘッドでの同点弾、90回大会で浅野拓磨選手が見せたアディショナルタイムでの劇的ゴール。「四中工魂」は多くの先輩たちが、絶体絶命の窮地を切り抜け、示してきた力です。
70回大会の優勝メンバーで、90回大会はコーチを務めた、3代目の伊室陽介監督は「ここまで来たら、どこと当たっても一つ一つが挑戦になる。目の前の試合を全力で戦い、その積み重ねで上を目指していく」と気を引き締めます。
主将の片岡空良選手は「伊室さんたちが両校優勝だったので、単独優勝を成し遂げたい。チームのトレーニングはいい感触だし、やれる自信はある」と意気込みを語ります。受け継がれてきた「四中工魂」を見せ、悲願の単独優勝を達成できるか、復活した伝統校・四日市中央工業が全国選手権の舞台に帰ります! (取材・文:高校サッカー選手権民放43社/三重テレビ放送)