【デイリー杯2歳S】ロヴィーサ 動き合格点 全兄リプレーザに続け!出世レースVだ
「デイリー杯2歳S・G2」(9日、京都) ロヴィーサは6日、栗東CWで幸を背に最終追い。しまいは軽快に脚を伸ばして、6F88秒5-39秒7-11秒7をマークした。少し控えめな時計に映るが、見届けた大根田師が「しまいはしっかり走っていたし、テンションが高い馬だからこれくらいで良かったかな」とうなずくと、またがった幸も「動きは変わらず良かった」と合格点を与えた。 初戦は9番人気の低評価を覆しての完勝劇。好位から抜群の手応えで抜け出してライバルを退けた。「上手に走れていたし、ここでも楽しみ」と鞍上の評価は高い。今回はキャリア2戦目での重賞挑戦となるが、指揮官は「京都コースは1度経験しているし、千六の方がペース的にもやりやすいと思う。気分良く流れに乗ってくれれば」と好勝負を描いている。 厩舎の先輩でもある全兄リプレーザは、芝・ダートの二刀流で未勝利Vから3連勝で兵庫CSを制覇。「競馬もフラフラしたまま勝ったし、伸びしろもある」とトレーナーが期待を込めた弟も無傷2連勝で出世レースを突破し、輝かしい未来を切り開く。