<青い誓い・センバツ選手紹介>/2 大阪桐蔭 丸山一喜一塁手/金光大阪 今北玲央一塁手 /大阪
◆大阪桐蔭 ◇骨折克服し練習再開 丸山一喜(いっき)一塁手(2年) 昨年11月にあった広陵(広島)との明治神宮大会決勝。三回1死二、三塁で右前適時2点打となる先制打を放った。実は左薬指の骨が折れていた。「痛みがなかったわけではないが成果を出せた」と振り返る。その後、骨折が悪化し、昨年末まで守備練習ができなかった。今年に入ってノック練習を再開。「一塁以外も守れるようになりたい」と意気込む。 甘い物が好きで2カ月に1度に許される買い出しでは、必ずチョコレートを買う。 ◆金光大阪 ◇笑顔で周りを幸せに 今北玲央(れお)一塁手(1年) 昨年10月の近畿大会準々決勝・近江(滋賀)戦でチームは四回までに6失点。コールド負けの恐怖が襲ったその裏、四回2死一、三塁から貴島琉惺(りゅうせい)選手(2年)との連続適時三塁打で計3点。その後、競り勝ったチームは4強に入り、センバツに大きく近づいた。 憧れの選手は阪神伝説の主砲、ランディ・バースさん。「打率、長打率が高く、頼れる」ことが理由だ。心がけているのは笑顔。「連鎖して、周りの人を幸せな気持ちにできるから」