ロシア戦術核配備、10月に完了 ベラルーシ大統領
ベラルーシのルカシェンコ大統領は25日、ロシアからベラルーシ領内に搬入された戦術核兵器の配備が10月に完了し、既に実戦的な運用状態にあると明らかにした。ロシアのプーチン大統領が配備を約束していた。タス通信などが報じた。 ルカシェンコ氏は訪問先のロシア北西部サンクトペテルブルクで記者団の質問に答えた。戦術核の配備について「10月初めに終わった。みな良好な状態にある」と述べ、ベラルーシ軍がロシア側から運用方法を習得中だと説明した。 プーチン氏は3月、ウクライナへの欧米の軍事支援に対抗し、連合国家創設条約を結ぶベラルーシに戦術核を配備すると表明。6月には第1陣が搬入されたと述べていた。(共同)