小池都知事が定例会見8月24日(全文1)優れた障害者雇用取り組む6社を表彰
障碍者雇用に関する報告
続きまして、障害者の雇用に関してのご報告でございますけれども、障害者の雇用におきまして特色ある優れた取り組みを行っている企業に、今年度の障害者雇用エクセレントカンパニー賞を差し上げるということで、受賞企業が決定いたしましたのでそのお知らせでございます。受賞企業でありますけれども、花王ピオニー株式会社、株式会社ソシアリンク、大和ライフプラス株式会社、株式会社ダスキンプロダクト西関東、株式会社パソナハートフル、株式会社ミュゼプラチナム、計6社となっております。 これらの企業について申し上げますと、例えばこの最初の花王ピオニー株式会社、こちらでは知的障害者だけで作業を行っておられまして、100種類以上の製品について、製品の箱詰めとか検査、梱包まで行って、そして健常者による通常ラインと同等の生産量を実現しておられるということ。それから株式会社ミュゼプラチナムでございますが、写真で具体的な作業手順を分かりやすく記載した共通の業務マニュアルを作成することで、83の店舗の美容サロンで障害者が雇用されて、各店舗で障害者がほかの社員と一緒に清掃や洗濯の業務を行っているということで受賞されます。 この6社について表彰式を行います。9月12日であります。障害者の支援機関が一堂に集まって、多くの企業が来場されまして、中小企業のための障害者雇用支援フェアで実施をする予定といたしております。さまざまな工夫をしながら障害者の能力を発揮させて、積極的に障害者を雇用する企業が増えていくように、こうした場で受賞企業の素晴らしい取り組みを広く周知したい、そしてこれから障害者雇用を行う企業のビジネスモデルとして参考にしていただきたいと、このように考えております。 今、障害者雇用ということ、大変注目されているテーマでもありますけれども、民間企業においてこのように頑張っているところを、また励ますと、それがいい循環につながるということを期待いたしております。 【連載】小池都知事が定例会見(2018年8月24日) 全文2へ続く