小池都知事が定例会見8月24日(全文1)優れた障害者雇用取り組む6社を表彰
オーストラリアのInnovation Cities Indexで東京が1位に選ばれた
それでは今日、私のほうから幾つかご報告ございますので、そちらから始めさせていただきたいと思います。まずグッドニュースでございますけれども、オーストラリアの2thinknowっていうんですけれども、なんていうんでしょうかね。そういう団体がInnovation Cities(TM) Indexというのを出していて、その2018年版におきまして、東京都が1位に選ばれたということでございます。このランキングについては、例えば2020年のオリ・パラに向けて顔認証技術を進めています。それから病院や車両、金融サービスでAIの技術に投資をしているとか、特にロボティクスや3Dの製造技術の革新的な技術を取り入れているということが高く評価されたということでございます。海外からこうしたお墨付きといいましょうか、素晴らしい評価をいただいていることは大変光栄でございますし、今後ともAIやIoTなど先端的な技術において世界の中のリーダー的な役割を担うと、そして成長を生み続けられる東京をつくり上げていきたいと考えております。ちなみに2位がロンドン、3位がサンノゼ、4位、ニューヨークとなっております。
IWA世界会議・展示会のお知らせ
次に、こちらに水の給水ボックスを置かせていただいておりますけれども、今年9月、来月でありますけれども、国際水協会、いわゆるIWAの世界会議・展示会のお知らせでございます。この会議は産学官の水分野に関する専門家が一堂に会するものでありまして、世界の水問題解決に向けまして最新の知見、技術を共有するものであります。これ、世界最大規模の国際会議で、日本で開催するのは初めてということになります。9月の16日から21日まで6日間、東京ビッグサイトで開催されます。参加者ですけれども、国内外からこれは過去最大となりますけれども、6000名を見込んでいるところでございます。 初日の16日に開会式、そして来賓として海外からは、例えばデンマークなどからは大臣が、国内では厚生労働省や国交省などの関係省庁が出席される予定でございます。私も出席をいたしまして、参加者の方々に向けて歓迎のごあいさつをさせていただきます。開会式翌日からの主なプログラムでございますが、水分野の専門家による基調講演、それから国内外から約200団体が出展する展示会も行われます。17日には私自身、基調講演を行わせていただきます。東京ですけれども、上下水道が世界に誇る優れた技術、それからその取り組みを世界の方々と共有いたしまして、世界の水問題の解決に向けたメッセージを発信していくというものであります。 それから18日の夜には歓迎パーティーといいましょうか、Tokyo Garden Nightと銘打ちまして、都立の清澄庭園を活用しまして、そこで参加者の皆さま方との触れ合い、それからおもてなしをいたします。日本文化に触れながら参加者間の交流を深めるというイベントとなります。東京の魅力を伝えていきたいと思いますし、また会議を通じまして東京、そして日本のプレゼンスを高めていくことで、ラグビーワールドカップ2019、それから東京2020大会への弾みにしていきたいと思います。 また環境に配慮しながら安全でおいしい、この東京水ですね。これをPRするということで、IWA世界会議に合わせまして、こちらにあります可動型のボトルディスペンサー式水飲栓を制作いたしております。会期中はこちらの水飲栓、Tokyowater Drinking Stationという、名付けておりますけれども、それを会場に設置しまして、冷たい東京の水道水を参加者に飲んでいただくということでございます。また会議に先立ちまして、9月の3日から都庁舎においてこの水飲栓を設置いたしますので、来庁者の方々に東京のおいしい水道水を飲んでいただく、そして今後さまざまなイベントでもこちらを活用していきたいと考えております。ちょっと試しに。水道水をそのまま飲める国って意外と少ないんですよ、皆さん、本当に。というのでいただきます。グッドです。ということで、ちょうどそれらのことも含めて海外へのPR、発信のいい機会にしていきたいと思います。