54歳山口富生がG1の舞台で好プレー!3着スタートに笑顔「自分を褒めたいぐらい、びっくり」/高松宮記念杯競輪
岸和田競輪「第75回高松宮記念杯競輪(G1)」が12日に2日目を開催。2Rの西日本一次予選1を走った山口富生(54歳・岐阜=68期)に話を聞いた。 中部ラインの先陣役を務めた藤井侑吾が力づくで清水裕友を叩くと、番手の浅井康太が制して通算500勝を達成した。3番手を固めた山口は3着に続いたが、レース内容は機敏で的確で、まさに職人芸といったもの。「裕友が強いしね、外に差しながらこらえた」と2センターでは清水を外からキメる好プレーでとどめを刺した。 「あの3番手で食い下がれたとは自分で褒めたいぐらいびっくりしていますよ。最後は2着と思ったけどね(笑)」と十分すぎる内容に冗談を交えながら胸を張った。 山口は初日にレースが無かったため、この日を入れて5連投が決まっている。ベテランにとっては厳しい戦いとなりそうだが「二次予選を目指してもう一回!」と西日本一次予選2へ向けて気を引き締めた。(netkeirin特派員)