奈良県の橿原神宮で大絵馬掛け替え 一足お先に新年準備
奈良県橿原市久米町の橿原神宮(久保田昌孝宮司)で30日、外拝殿の大絵馬が来年の干支(えと)の「巳(み・へび)」に掛け替えられた。来年11月末まで参拝者を出迎える。 大絵馬は高さ4.5メートル、幅5.4メートル。2012年から橿原市在住の日本画家・藤本静宏さん(69)が原画を手がけ、今回で14作目となる。赤い目をした白いへびの体に松竹梅を表現した扇が描かれている。 藤本さんは「写実的に描くことは避け、図案化して描いた。世界で行われている戦争が一日も早く鎮静することを願い制作した」と話した。