タイガース敵地最終戦は“現役最強投手”スクバル、指揮官、逆王手かけられても自信満々「いつもゆったりした気分でいられる」
◇10日(日本時間11日) ア・リーグ地区シリーズ第4戦 タイガース4―5ガーディアンズ(デトロイト) タイガース(第6シード)は地元でガーディアンズ(第2シード)に逆転負け。地区シリーズを2勝2敗とし、リーグ優勝決定シリーズ進出に逆王手をかけられた。 タイガースは地元で競り負け、12日の最終第5戦の舞台は敵地クリーブランドに。それでも焦りはない。先発マウンドに登るのは「現役最強投手」タリク・スクバル(27)だからだ。 地元FM局WXYTなどによれば、A・J・ヒンチ監督は敗戦後も自信満々だった。「タリク・スクバルをマウンドに送るときは、いつもゆったりした気分でいられる。だから、われわれは土曜日(12日の第5戦)にクリーブランドへ行くが、先発投手はスクバルだ」 さらに「これより素晴らしい舞台なんかない。勝てば勝ち抜け、負ければ敗退。ここまでプレーしてきた目標の全てが、土曜日にある」と誇らしげに語った。 スクバルはメジャー5年目の今季、18勝(4敗)、防御率2・39、228奪三振で「投手3冠」。ポストシーズンに入っても、今シリーズ第2戦で7回3安打無失点、8奪三振(K)など2試合計13イニングを無失点と向かうところ敵なしだ。「ポストシーズンのデビューから2試合連続で6回以上を無失点、かつ許した走者は6人以下」はメジャー史上初の快挙で、レギュラーシーズンからの連続無失点も24イニングまで伸ばしている。(写真はAP)
中日スポーツ