【MLB】ブルージェイズ・フランシスが8回まで無安打に抑える快投 惜しくもノーヒッター逃すも今季7勝目
【エンゼルス1-3ブルージェイズ】@ロジャース・センター
日本時間8月25日、ブルージェイズは本拠地ロジャース・センターでのエンゼルス4連戦の3戦目を迎え、先発のボーデン・フランシスの快投もあって3対1で勝利。これで初戦から3連勝となり、あすの最終戦を残して4連戦の勝ち越しを決めた。フランシスは9回裏の先頭打者に一発を浴び、惜しくもノーヒッター達成を逃したものの、9回途中まで1安打12奪三振1失点の快投で7勝目(3敗)をマーク。2番手のチャド・グリーンが14セーブ目を挙げ、エンゼルス先発のカーソン・フルマーは6回7安打2失点で5敗目(0勝)を喫した。 【動画】ブルージェイズのボーデン・フランシスが12個の三振を奪う快投を見せる ブルージェイズは初回にブラディミール・ゲレーロJr.とジョーイ・ロパーフィードのタイムリー二塁打で2点を先制。先発のフランシスは6回までに10個の三振を奪うなど、エンゼルス打線にヒット1本すら許さない快投を続けた。フランシスの無安打ピッチングが続くなか、ブルージェイズは8回裏にゲレーロJr.の27号ソロで待望の追加点をゲット。球数が110を超えていたフランシスは9回表のマウンドに上がったが、テイラー・ウォードに17号ソロを被弾して降板となった。2番手のグリーンが後続3人を抑え、ブルージェイズは3対1で勝利。フランシスは自己最多の12奪三振をマークし、自身3連勝を飾った。 ブルージェイズの投手がノーヒッターを達成したのは、1990年9月2日のインディアンス(現ガーディアンズ)戦で達成したデーブ・スティーブの1度だけ。フランシスは球団史上2人目となる快挙にあと3アウトまで迫ったが、惜しくもノーヒッター達成とはならなかった。試合後、フランシスは「(117球を投げたが)身体の異常は感じていない。それよりもファンが大歓声をくれたことが信じられなかった。愛を感じたよ」とコメント。トレードで移籍した菊池雄星に代わってローテ入りしたメジャー3年目の右腕は、直近3先発で22イニングを投げ、3勝0敗、防御率0.82と見事な活躍を見せている。