どんなキャラも「空也上人」になれる!? 京都・六波羅蜜寺のLINEスタンプが話題
先日、メッセージアプリ「LINE」の新機能として装備されたのが、LINEスタンプのアレンジ機能。複数のスタンプを合体させることができるもので、リリース直後にはさまざまなスタンプを組み合わせ、オリジナルの使い方で楽しむユーザーたちの様子がSNS上で多く見受けられた。 【写真】話題のスタンプ、早速組み合わせてみた なかでも「どんなキャラクターも空也上人になれる」と話題になったのが、京都にある真言宗智山派の寺院「六波羅蜜寺」(京都市東山区)の公式スタンプだ。同寺院の開祖である空也上人が「南無阿弥陀仏」を唱えたものがお釈迦さまとなって出てきた様子を表現したもので、それを好きなキャラクターと合体させる人が続出した。 空也上人のLINEスタンプがあったことに驚きつつも、斬新すぎる使い方に「これはありなのか!?」と率直な感想を抱いた。実際に同寺院ではどのような見解をお持ちなのだろうか。お寺の担当者を直撃し、話を聞いた。 ■「すごいなぁって驚きました。住職も試してましたよ」 ──LINEスタンプでみなさんがいろいろなキャラクターを合体させていたことがもちろんですが、ゆるかわいい絵柄のスタンプがあるなんて知りませんでした。 このLINEスタンプは、2022年に東京国立博物館で『空也上人と六波羅蜜寺』の特別展がおこなわれたときに、広報活動用に出したものなんです。 ゆるくてかわいらしい絵は、『BOSATSU BRAND』を展開されている夏野子(カノコ)さんが描いてくれました。仏像やお寺を楽しく、親しみを持ってもらいたいという気持ちでされているブランドです。 ──確かに親しみが湧きました! ただ、ほかのスタンプと組み合わせて使うというのは、いいのかな・・・!?と、ちょっと戸惑いました。 LINEスタンプを組み合わせる使い方は、お寺でも話題になりました! こんな使い方ができるようになったなんて、すごいなぁって驚きましたね。 私たちとしては、空也上人に敬意をもってお使いいただければ、自由に使ってもらえたらと思っています。住職にもこの使い方のことを教えたら、住職も試してましたよ。 ──まさかのご住職も試されていたのですね! ちなみに、どんなシチュエーションでの使い方がおすすめなどはありますか? これも特になくて、自由に使ってもらえたらと思います。このスタンプを通して空也上人を知ってもらったり、思い出してもらえたりしたらうれしいですね。