“聖地”が舞台の全英女子オープン 古江彩佳、山下美夢有ら日本勢19人出場
海外女子メジャーの今季最終戦、AIG女子オープン(全英女子オープン)が22日に幕を開ける。今年の舞台は世界最古のゴルフコースであり“ゴルフの聖地”とも言われるスコットランドのセントアンドリュース オールドC(6,649ヤード・パー71)。日本勢は総勢19人が出場選手に名を連ねている。 なかでも注目は古江彩佳と山下美夢有だろう。古江は海外メジャー初制覇を達成したアムンディ・エビアン選手権以来、約1か月ぶりの実戦となった先週のISPSハンダ・スコットランド女子オープンで3位タイを記録。最終日に「68」の好スコアを叩き出すなど快挙達成以降も好調をキープしているようで、メジャー連勝へ大きな期待がかかる。 一方、昨年まで2年連続で国内ツアーの年間女王に輝いている山下は、今季は優勝こそないものの14試合でトップ5入り9度とその強さは健在だ。また、全米女子プロゴルフ選手権で2位タイと大舞台で実力を発揮し、パリ五輪でも4位タイとメダル獲得まであと一歩に迫るプレーを見せており、今年最後の海外メジャーでビッグタイトルに挑む。 そのほか、今年の全米女子オープンを制した笹生優花、2019年チャンピオンの渋野日向子、畑岡奈紗、西郷真央、西村優菜、勝みなみに加え、国内ツアーから先週のCAT Ladiesで今季3勝目を手にした川﨑春花、岩井明愛、竹田麗央、小祝さくら、岩井千怜、鈴木愛、櫻井心那、河本結、佐久間朱莉、吉本ひかる、大里桃子が参戦する。 海外勢は、今季6勝のネリー・コルダ(米)、パリ五輪金メダリストのリディア・コ(ニュージーランド)、昨年覇者のリリア・ヴ(米)、前哨戦スコットランド女子オープンを制したローレン・コフリン(米)を中心に、ハンナ・グリーン(豪)、ブルック・ヘンダーソン(カナダ)、パティ・タバタナキット(タイ)、イン・ルオニン(中)、ローズ・チャン(米)、エイミー・ヤン(韓)といった有力選手が出場予定だ。