【ジャパンC】ドゥレッツァ 変化自在の立ち回り 真っ向勝負で2着同着 復活の走りに尾関師も安堵
「ジャパンC・G1」(24日、東京) 1番人気のドウデュースが、メンバー最速となる上がり3F32秒7の鬼脚でたたき合いを制し、世界の強豪相手にG1・5勝目を挙げた。2着は7番人気のドゥレッツァと8番人気のシンエンペラーの同着だった。 昨年の菊花賞を思わせる変幻自在の立ち回りを繰り出した。最初のコーナーを6、7番手で通過したドゥレッツァだが、ペースが遅いとみるや一気に先頭へ。直線ではドウデュースに真っ向勝負を挑んで2着同着となった。初コンビのビュイックは「前に行けといえば行くし、抑えたらリラックスしてくれる。ヨーロッパ遠征にまたチャレンジしてもらいたいくらいの馬ですよ」と称賛。尾関師は「ここで復活した姿を見せられてホッとしています」と安堵(あんど)した。次走は未定。