40歳代「新NISAで65歳までに1000万円」を貯めたい!実際にシミュレーションしてみた
【最新】意識調査からみる、みんなの「新NISA利用予定」
ここで、結婚している男女1106名の新NISAへの意識を確認していきましょう。 SMBC日興証券株式会社が、投資情報サービス「日興フロッギー」を対象主体として「共働き夫婦のおこづかい・資産運用に関する意識調査」を実施しました。 調査概要は下記のとおりです。 ・調査方法:Fastaskによるインターネット調査 ・調査対象:全国の既婚者 ・有効回答数:男女合計1106名 ・実施日:2023年12月11日~12月18日 ・調査会社:SMBC日興証券株式会社 ・リリース公開日:20247年1月18日 ●「つみたて投資枠」月々の投資予定額:共働き夫婦世帯で「1万円以上3万円未満」最多 【図表4】新NISA「つみたて投資枠」における月々の投資予定額 新NISA「つみたて投資枠」を利用予定の回答者に「毎月いくらずつ投資する予定か」を聞いたところ【図表4】のような結果となりました。 〈新NISA「つみたて投資枠」における月々の投資予定額〉 ・1万円未満:12% ・1万円以上3万円未満:38% ・3万円以上5万未満:22% ・5万円以上10万円未満:9% ・10万円:14% ・決めていない:5% 共働き夫婦世帯では「1万円以上3万円未満」という回答が38%で最多になる結果でした。 続いて「3万円以上5万円未満」(22%)が2位の割合となっています。 また、最大額である「10万円」の回答割合は14%。「新NISAをフル活用したい」という層も見受けられます。 月々の投資額には、家計収支の状況やライフプランなどが影響します。 一度決めた投資額をそのままにしている人は、再検討してみてもよいでしょう。 ●時間を味方につけてコツコツと「資産形成」していこう 老後を迎えるまでに1000万円の資金を運用でつくることは、40代からでも可能であるとわかりました。 資産運用の鉄則は、時間を味方につけることであるため、早いタイミングで始められるほうが良いでしょう。 時間を味方につけることができない年齢であれば、積立額を上げることを検討することも一案といえます。 もちろん投資には元本割れのリスクは伴うため、自分に合う積立方法を取り入れることが大切です。 国の優遇制度であるNISAやiDeCoを活用するなど様々な手段はありますが、まずは情報収集から始めてみてはいかがでしょうか。
参考資料
・日興フロッギー白書「共働き夫婦のお金事情」(PR TIMES) ・金融庁「資産運用シミュレーション」
菅原 美優