産駒が凱旋門賞候補…英国のディープインパクト後継種牡馬スタディオブマンは種付け料が倍増へ
英国のランウェイズ・スタッドは7日、ディープインパクトの後継種牡馬スタディオブマン(牡9)の来年度(2025年)の種付け料を2万5000ポンド(約510万円)にすることを発表した。 同馬は父がディープインパクト、母の父がストームキャット、祖母が名牝ミエスクで、血統的には日本のリアルスティール、ラヴズオンリーユーの近親という血統。現役時代はニアルコスファミリーが所有し、18年の仏ダービーを制している。種牡馬入り初年度の20年の種付け料は1万5000ポンド、その後、21年から昨年までの4年間は1万2500ポンドの種付け料だった。 21年に生まれた現3歳の初年度産駒からは英チャンピオンズフィリーズ&メアズSを快勝し、来年の凱旋門賞候補となっているカルパナ(牝3)が登場。その他にも産駒の活躍が目立っており、種付け料が一気に倍増することとなった。 ランウェイズ・スタッドのオーナーであるカーステン・ラウジング氏は今年5月、自身が所有する22年の凱旋門賞馬アルピニスタとスタディオブマンを交配させたことを明らかにしている。