25歳アルバイトですが、「手取り15万円」で家賃「6万円」のアパートに住むのは厳しいですか? 親から「そろそろ自立してほしい」と言われています…
収入を増やさないと生活できなくなる?
実家暮らしで経済的に問題ない場合も注意が必要です。というのも見た目の収入金額が変わらなくても可処分所得が減少し続けているためです。 厚生労働省が公表している毎月勤労統計調査によると2024年1月速報時点での実質賃金はマイナス0.6%、2022年4月から22ヶ月連続でマイナスとなっている状況です。つまり、「額面金額が増えても、物価上昇や社会保険料の負担増などに追いついていない」という状況です。 これらを総合的に考慮すると「いまの手取りで生活できているから大丈夫」と考えるのではなく、将来的にさまざまな価格が上がって生活が難しくなる前提で対策したほうがいいかもしれません。
まとめ
本記事では、手取り15万円でアルバイトをしている場合、家賃6万円のアパートに住むのは厳しいのか解説しました。 無理にアパートやマンションを契約して家計が破綻してしまっては本末転倒です。親から自立を促されている場合は、収入を上げるために転職活動もしている旨を説明して、新しい仕事が決まるまで実家暮らしができないかなど交渉するのも1つの方法です。 出典 総務省 2019年全国家計構造調査家計収支に関する結果 厚生労働省 毎月勤労統計調査 令和6年1月分結果速報 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部