【天王山S】ジレトールが鋭く追い込み初オープン勝ち
4月20日の京都11Rで行われた天王山ステークス(4歳以上オープン、ダート1200メートル、別定、13頭立て)は、武豊騎手の5番人気ジレトール(牡5歳、栗東・松永幹夫厩舎)が道中は中団を追走すると、直線で鋭く追い込んで快勝。待望の初オープン勝ちを果たした。タイムは1分11秒0(良)。 1馬身3/4差の2着には2番手追走から懸命に粘ったパラシュラーマ(2番人気)、さらにアタマ差の3着には後方から追い上げたクインズメリッサ(10番人気)が入った。なお、単勝1.9倍の1番人気に支持されたサンライズアムールは、好位を追走したものの伸び切れず7着に終わっている。 ジレトールは、父ロードカナロア、母サンビスタ、母の父スズカマンボという血統。通算成績は20戦5勝。 ◆武豊騎手(1着 ジレトール)「初めて乗せてもらいましたが、道中いいポジションで折り合いがついて、いい形になりました。ラストもしっかり伸びてくれました。1200メートルも合っていそうですね」 ◆松永幹調教師(同)「スッといいところにつけて折り合って、しまいもしっかり伸びてくれました。体も絞れてよかったし、何よりいい位置で折り合って競馬ができたのがうれしいですね。きょうの競馬ができれば楽しみ。今後も1200メートルでいきたいですね」