【マリーゴールド】DREAM☆STAR GP優勝を狙う林下詩美「ジュリアにぶん殴られてスイッチが入りました!」
――同じブロックにMIRAI選手やビクトリア弓月選手もいます。 林下:弓月とは前の団体で対戦したことはほとんどないですね。シングルも初めてです。弓月は“将来のマリーゴールドのエース”になる存在だと思っているので、“現在のエース“である私は対戦が楽しみです。 MIRAIとは昨年9月20日に戦う予定でしたが、私が欠場して試合ができなかった。だから、その時の思いをリング上でぶつけたいと思います。 MIRAIは柔道出身のパワーファイター。私も柔道出身なので親近感もあります。個人的な思い入れもある選手なので早く戦いたいですね。 ――そしてLLPW-XからNØRI選手が参戦。6歳から格闘技を始め、MMAやキックボクシングの大会にも出場しています。 林下:7月13日両国大会での試合を観るまで全く“未知の選手”でした。NØRI選手のバックボーンは格闘技。打撃や関節技といったテクニックがある上に力強さもあわせ持つ選手です。 それに負けん気も強そうですしね。 ――最後に「DREAM☆STAR GP2024」への意気込みをお願いします。 林下:自分はマリーゴールドに来て、まだ何かを残しているわけではない。このDREAM☆STAR GP2024で自分が優勝して、堂々とSareeeの持つマリーゴールド・ワールド王座に挑戦したいと思います。 (おわり) <プロフィール> 林下 詩美(はやしした うたみ)1998年9月14日 生まれ、鹿児島県奄美市出身。父の影響で柔道を始め、初段を獲得。2018年8月、驚異のビッグルーキーとしてスターダムでデビュー、2018年プロレス大賞・新人賞を受賞した。2020年11月、岩谷麻優を破りデビューから史上最短で念願の赤いベルト「ワールド・オブ・スターダム王座」を奪取。2021年度の女子プロレス大賞を受賞し、赤いベルトV9を記録。2021年6月12日大田区大会、ワールド王座戦での朱里との死闘は広く海外でも評価された。
取材・文/大楽聡詞 編集/黒澤浩美