【海外】GSX-R750顔の500cc4気筒スポーツ「500SR」が発表! 日本上陸は? そしてホンダの400cc4気筒も熱望!
675cc並列3気筒の正統派SS=675SRもスタンバイ
さらにCF MOTOは並列3気筒675ccエンジンを搭載したスーパースポーツも2023年9月に発表済み。現在、フルカウルの3気筒モデルはMVアグスタのF3シリーズのみで、貴重な存在なのは間違いない。 ライバルはカワサキZX-6RやホンダCBR600RRを筆頭に、登場が噂されているヤマハの3気筒888ccのYZF-R9も候補になるだろう。価格は現地で4万元(約80万円)と予想されている。 500SRが正統派SSやレプリカのルックスでないのは、675SRと差別化を図るためなのか、はたまた後にレプリカ版が控えているのか……?
今後ホンダの4気筒が追撃する格好に? 日本上陸の可能性もアリ
CF MOTOは従業員4000名を抱える大手メーカー。スポーツバイクが得意で、125ccから1250ccまでラインナップし、100か国以上に輸出も手がける。Moto3に参戦しているほか、ヤマハと中国における2輪製造合弁会社のパートナーも務めており、品質にも期待したいところだ。 500SRのライバルは、まさに同じ直4のZX-4R。さらに、ホンダが中国で500cc4気筒モデルを開発中との噂があり、その400cc版が日本で発売されるかもしれない。 発売は500SRの方が先になり、ホンダの500cc直4はこれを追撃することになるだろう。 500SRの詳細は2024年7月頃明らかになると予想される。昨年、CF MOTOが中国で自社イベントの「CFMOTO DAY」を開催しており、500SRのプロトタイプを発表。今年も同イベントが開催され、そこで正式発表されると思われる。 500SRの日本導入に関しても可能性はありそう。現在、CF MOTO製の124cc単気筒の「パピオ」シリーズを千葉県茂原市のKURE35茂原ベースが輸入販売している。また、FBモンディアルなどを輸入しているアイビーエスもパピオの並行輸入を開始した。500SRが日本に入荷するかKURE35茂原ベースに訊ねたところ「未定」とのことだったが、国内上陸の可能性はあるだろう。
沼尾宏明