仮設暮らし中に出会った『スケルトン』国内敵なし五輪を目指す木下凜選手 故郷への恩返し胸に自衛官になる【ヒーローインタビュー】
スケルトン 木下凜選手: 「そうですね、徐々に先輩方に教わりながら、ちょっとずつ覚えてきてるので、個人的にすごい楽しく仕事ができてますね」 体力づくりも業務の一環、夜にはスケルトンのトレーニングもあり過酷にも思える毎日ですが、体の強化に一石二鳥だと本人は前向き。社会人アスリートとして今その両立にやりがいを感じています。 スケルトン 木下凜選手: 「自分がぜったいにやらないだろうなという車両整備をやってたり、夢にも思ってないみたいな。でも逆にそういった経験も自衛隊に入ったからこそできるし、すごい新しい経験もできてるので。かつ楽しいし競技も今続けられてるっていうところで、自分の中ではすごいいい選択ができてるのかなって思いました」 この決断に、父は…。 木下選手の父 木下茂之さん: 「続けられるだけ続けてもらいたいなっていうとこもありますが、やはり自衛官である以上は、任務を優先しなければならないところもありますので。そこを踏まえて頑張ってもらいたいなと思います」 ■貫いてきたアスリートとしての覚悟 挫折を味わいながらも、スケルトンを続けると決めた中学時代、彼は自分の未来を事細かに記しました スケルトン 木下凜選手: 「これは15歳、14歳とか中学校、その時に立てた25歳までの目標です」 「24歳オリンピック入賞」ひときわ大きく記された夢は、2年後に迫っています。 スケルトン 木下凜選手: 「いままで良いことって少なかったっていうか、うまくいったことの方が少なくて。逆を言えば北京オリンピック™出てたら就職してなかったんじゃないかなって思ったり、競技一本でってなってたと思うので。そのときそのときの結果良かった悪かったっていうそれぞれの結果が、今に繋がってるなって。人生長い目で見た中でいろんな悪いこともあったけど、今スケルトンに出会えたところとか。悪いことの中でもいいことを見つけてくるっていうか、あれがあったから今思えば逆によかったかなって思えるような選択をしていきたいなってこれからも思うので、やっぱりそこは大事にしてるとこかなっていうふうに思います」
【tbcテレビ ヒーローインタビューより】
東北放送
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