巨人・吉川尚輝が両リーグ最多得票数で初のG・G賞受賞「(一塁の岡本)和真が送球をたくさんカバーしてくれたおかげ」
守備の名手に贈られる「第53回三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰式が28日、東京都内のホテルで行われ、セ・リーグ二塁手部門で巨人・吉川尚輝内野手(29)がプロ8年目で初受賞し、「ずっと目標にしていたのでうれしく思います」と声を弾ませた。 4年ぶりのリーグ優勝に貢献した今季は、不動の正二塁手として全試合に出場。二塁手でセ・リーグトップの守備率・994を誇り、両リーグ最多の232票で選ばれた。「(一塁の岡本)和真が送球をたくさんカバーしてくれたおかげでとれた。来年もしっかりやりたい」と話した。 今季は岡本和、坂本も受賞。巨人の内野手が3選手同時に受賞されるのは、1990年の駒田(一塁手)、岡崎(三塁手)、川相(遊撃手)以来、34年ぶりだった。