ロンブー亮復帰は歓迎ムード、宮迫には厳しい声 会見は人柄伝えるチャンス
お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮が30日夜、相方の田村淳とともにトークライブを開いて復帰、公演後に記者会見を開いた。反社会勢力への闇営業問題をめぐり昨年6月から芸能活動を休止していた亮だが、新たなスタートを切った。ネット上にはいまだ厳しい意見もあるものの、歓迎の声が目立つ。一方で前日の29日にYouTubeで復帰に向けての謝罪動画を公開した「雨上がり決死隊」の宮迫博之については、厳しい反応が多い。明暗を分けた形の2人の“復帰道”は今後どうなるか。
会見は人柄伝えるチャンス 亮の誠意が呼んだ同情
「やはり亮さんの復帰で際立つのは、最悪の状況からここまで引っ張ってきた淳さんのプロデュース力が大きいですよね。もちろん二人の絆ゆえ、淳さんも細心の注意と周囲への心配りをしながら、亮さん復帰の道すじを整えた。このコンビ愛は、復帰の良い模範になると思います」と話すのは、民放放送局の40代男性プロデューサー。 淳は復帰に際して事前にYouTube番組で真意や今後の方針を誠意をもって説明するなど、亮のために最善を尽くしてこの日を迎えた。 「すべてを美談にして終わらすのは良くありませんが、亮さんに関しては昨年7月に宮迫(博之)さんと2人で開いた会見当時から多くの同情が集まっていました。ネット時代には何でもネットでの発表で済ます芸能人もいますが、会見というのは人柄を伝えるチャンスの場でもあります。報道陣から突っ込まれたくないことを突っ込まれたりするリスクもありますが、開いたことでプラスになる面もある。あの謝罪会見ではやはり、宮迫さんの隣でぼろぼろな様子でひたすら謝罪する亮さんの人柄が伝わったんだと思います。今回の復帰も会見を選んだロンブーに対し、宮迫さんはネットですよね」とは実際に会見を取材したスポーツ紙の40代男性記者だ。 さらに、宮迫との違いについてこう続ける。宮迫は今回、ロンブー会見前日にYouTubeに謝罪動画をアップし、反省の気持ちを述べるとともに「すごいわがままだと思うんですけど、(芸能活動に)戻りたいです」と復帰への思いをうったえた。 「そもそも宮迫さんは一連の騒動との関わり方の深さも亮さんとは違うし、亮さんと同じようなわけにいかないのは当然です。今回、ロンブーの会見に合わせるようにYouTubeで復帰に向けての謝罪動画を公開したわけですが、タイミング的に裏目に出ていますね。宮迫さんと亮さんは、もはやセットにはならないですよ」