日台合作映画「青春18×2」 シュー・グァンハン、日本の俳優との共演に「緊張」
(台北中央社)日台合作映画「青春18×2 君へと続く道」に出演した台湾人俳優らが8日、報道陣の取材に応じた。主演のシュー・グァンハン(許光漢、グレッグ・ハン)は、日本の俳優との共演や日本語での演技について「緊張しなかったといえばうそになる」、「日本語を話す時には相手に不自然だと思われないように、相手の演技に影響しないようにと思っていた」と苦労を語った。 台湾で話題を呼んだ紀行エッセー「青春18×2 日本慢車流浪記」を原作としたラブストーリー。台湾では14日、日本では5月3日に公開される。グァンハンは清原果耶や黒木瞳、道枝駿佑、松重豊らと共演した。 日本語での演技がプレッシャーだったと話すグァンハンだが、道枝には日本語を褒められたと語った。日本語に精通し、共に取材を受けたフィガロ・ツェン(曽少宗)もグァンハンの言語力を絶賛した。また撮影の合間には黒木とタブレット端末の翻訳アプリを使って会話を試みたことも明かした。 南部・台南の撮影ではグァンハンが清原に対して伝統菓子の「白糖粿」を食べるように勧めたという。また清原は台湾風クレープの「蛋餅」がお気に入りのようだったと語った。 (王心妤/編集:齊藤啓介)