サッカー=フィオレンティナのボーベが心臓手術後に退院、試合中に倒れ搬送
[13日 ロイター] - サッカーのイタリア・セリエAのフィオレンティナは13日、取り外し可能な除細動器を埋め込む手術を受けたMFエドアルド・ボーベ(22)について、退院したと発表した。 ボーベは1日に行われたインテルとのリーグ戦でピッチ上で倒れて病院へ搬送され、10日に手術を受けた。クラブのスポークスマンはロイターに対し、同選手が退院したことは認めたものの、それ以上のコメントは控えた。 心臓のリズムを正常に戻すための衝撃を与えることで、致命的な心停止を防ぐことができるペースメーカーの一種に植え込み型除細動器(ICD)があるが、セリエAでは装着が許可されていない。イタリアメディアによると、除細動器を外すという選択も可能で、ボーベはこれから決断することになる。 2021年の欧州選手権で試合中に倒れたデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンはICD装着手術を受けた後、インテルでのプレーを続けることができず、契約解除の末にブレントフォード(イングランド)へ移った。