新天地ヘタフェで躍動するグリーンウッド 今季4ゴールをマーク中のアタッカーは来夏スペインで争奪戦に?
現在はレンタル移籍でヘタフェへ
今夏にマンチェスター・ユナイテッドからヘタフェは1年間のレンタル移籍を果たしたFWメイソン・グリーンウッド(22)。 マンUの下部組織出身で17歳でトップチームデビューを果たした同選手にはクラブの未来を担う選手になることが期待された。しかし、2022年1月、恋人に対する強姦未遂と暴行容疑で逮捕。今年にはいってすべての告訴は取り下げられたが、マンUでの活動はできず、去就に注目が集まっていた。 そして、今夏よりスペインの地でキャリアをリスタートさせたグリーンウッド。ここまでは、公式戦11試合に出場し、4ゴール3アシストをマークしており、躍動している。11試合のうち8試合はスタメン出場であり、チームで定位置を確保していると言っていいだろう。 前節のアルメリア戦では、前半33分に右サイドのカットインから豪快に左足を振り抜いたスーパーゴールを決めている。完全復活を思わせるゴラッソを決めたグリーンウッドだが、英『THE Sun』はこのままのパフォーマンスが続けば、来夏に争奪戦になる可能性があると報じている。 同メディアによると、バレンシアやレアル・ソシエダがグリーンウッドのことを監視しており、来夏の移籍で獲得に動けるように準備を進めているという。主にスペインのクラブから多くの関心が寄せられているようだ。 クラブ内部や女子チームからグリーンウッドのマンU復帰を拒む声もあることから、同メディアはマンUへの復帰は厳しいと綴っており、選手自身もスペインでのキャリアを楽しんでいるようだ、と伝えている。 またグリーンウッドはレンタルで獲得してくれたヘタフェに感謝しているとされており、シーズン終わりにヘタフェに完全移籍を果たす可能性も十分に考えられるだろう。 グリーンウッドの活躍もあり、ヘタフェは現在14試合を終えて、4勝7分3敗でラ・リーガ8位につけている。
構成/ザ・ワールド編集部