「札入れと小銭入れ」「財布を2つ」など、財布を2つ持っている人がいてびっくりしています。荷物になると思うのですが、メリットはあるのですか?
財布をどのように使うのかは人によって異なります。なかには財布をお札と小銭、家計用とお小遣い用というように分けている人もいることでしょう。 お札と小銭を1つの財布に入れている人や、家計や小遣いを分けていない人は、財布を複数持つことにどんなメリットがあるのか気になるのではないでしょうか。財布を分けることによって管理が楽になる、節約効果が期待できるのであれば、この機会に検討してみてもよいかもしれません。 本記事では、最初に財布を複数持ち歩く人の割合を説明し、その後に財布を2つ持ちするメリットを解説します。
財布を複数個持ち歩く人の割合
株式会社プラネットが実施した「財布に関する意識調査」によると、外出時に持ち歩く財布の数を1つと回答した人が80.1%、複数個と回答した人が17.4%でした。合わせて97.5%の人が外出時に財布を持ち歩いてはいるものの、複数個持っている人は少数であることが分かります。 なお、財布を複数個持ち歩く理由として多かったのは「紙幣と小銭を分けたいから」というもので、調査対象者の4分の3でした。次に「用途別にお金を分けたい」「お金とカードを分けたい」が続いています。
財布を2つ持ちするメリット
財布を2つ持ちするメリットを理解し、毎日の生活の中でぜひ取り入れてみてください。 ・お金の管理がしやすくなる ・盗難や紛失の被害を最小限におさえられる ・財布の寿命を延ばせる メリット別に内容を解説します。 ■お金の管理がしやすくなる 財布の使い分けをしなければ、何にどれくらいのお金を使ってよいのか判断しにくくなります。また、ATMから現金を引き出してみたものの、財布の中に余分なお金が入っていれば衝動買いや必要性のない商品を買ってしまう場合もあるでしょう。 そこで財布を使い分けて、生活費とその他の用途に使うお金を分けておけば無駄遣いを防げます。 ■盗難や紛失の被害を最小限におさえられる 財布を2つ持ちすることで、盗難や紛失のリスクを分散できます。1つの財布に生活費やその他の用途に使うお金、自分のお小遣い、クレジットカードなどをすべて入れている場合、盗難や紛失による損失は大きなものになるでしょう。 その点、2つ持ちでどちらか1つが盗難に遭った、紛失したとなれば、損をするのはどちらか一方の財布なのでダメージを少なくできます。 ■財布の寿命を延ばせる 財布の2つ持ちは、それぞれの財布の寿命を延ばすことが期待できます。1つの財布に現金やクレジットカード、ポイントカードなどをたくさん入れている場合、どんなに高品質の財布でも劣化を避けられないでしょう。財布が変形したり、ファスナーの破損、ボタンが取れる理由になったりするかもしれません。 財布の寿命は人それぞれですが、3~10年は継続して利用できます。財布の中身を増やしがちな人は財布の寿命を短くしている可能性が高いので、ぜひ2つ持ちを検討してみてください。
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