電気ポットを1日中つけっぱなしにしています。母は「すぐ使いたいときに便利だから」と言いますが、こまめに切ったほうが節約になりますよね?
電気ポットを1日中つけっぱなしにすると、すぐに熱湯が使えて便利です。しかし、電気代が高くなる可能性も否定できません。 便利だからとつけっぱなしにすると、電気代が気になるでしょう。本記事では、電気ポットのつけっぱなしは、本当に節約の敵なのかご紹介します。
電気ポットの電気代:その都度沸かす方がお得
電気ポットをつけっぱなしにすると、保温機能が働き続けるため電気代がかかります。 具体的には、電気ポットの1日あたりの電気代相場は約18~40円のようです。これは「湯沸かし2回/1日、再沸とう1回/1日、保温90度で23時間/1日、365日/年間」の場合で算出しています。これはあくまでも目安であり、電気ポットの種類や設定温度、使用時間によって異なります。 ■電気ケトルとの比較 電気ケトルでお湯を沸かすのにかかる電気代は、1回あたり約0.5~3円程度です。電気ポットの保温機能と比べると、沸かす回数にもよりますが節約できているといえるでしょう。 ■つけっぱなしは電気代節約に不利 電気ポットは、いつでも熱湯を使える便利なアイテムですが、つけっぱなしにすると電気代が高くなる可能性があります。一方、こまめに電気ポットを切ると、その都度お湯を沸かす手間がかかりますが、電気代を節約できます。
電気ポットの保温機能を節約する方法
電気ポットの保温機能を節約する方法をご紹介します。 ■保温温度を下げる 保温温度を下げることで、電気ポットが消費する電力を減らすことができます。例えば、95℃から60℃に下げるだけで、電力消費が減少します。 ■必要な時だけ保温する お湯を沸かした後、すぐに使う予定がなければ、保温機能をオフにしましょう。また、長時間家を空ける場合は、コンセントを抜くという方法もあります。 ■適量のお湯を沸かす 必要以上にお湯を沸かすと消費電力が増えます。使用する量だけお湯を沸かすようにしましょう。 ■再沸とうの回数を減らす 再沸騰は電力を大量に消費します。お湯が冷めないように、保温機能を上手に活用しましょう。 これらの方法を試すことで、電気ポットの保温機能を節約しながら、便利にお湯を使うことができます。ただし、これらの方法がすべての電気ポットに適用できるわけではないので、自分の電気ポットの取扱説明書を確認することをおすすめします。