アントニオ猪木さん「超猪木展」開幕…オープニングに獣神サンダーライガー、佐々木健介&北斗晶夫妻来場「猪木さんのすごさを感じています」…京王百貨店新宿店
2022年10月1日に亡くなった国民的プロレスラーのアントニオ猪木さん(享年79)の功績をたたえる展覧会「超・燃える闘魂 アントニオ猪木展」(報知新聞社後援)が20日、京王百貨店新宿店7階大催事場で開幕した。 猪木さんの功績をたたえる「アントニオ猪木展」は昨年8月に京王百貨店新宿店で初開催。以後、大阪、横浜、福岡で開催。今回の「超猪木展」はこれまでを超える規模スペース、展示品数、特別企画で実施。オープニングセレモニーには、獣神サンダーライガー、佐々木健介&北斗晶夫妻、アントニオ小猪木、アントキの猪木が出席した。 初日から大勢の来場者数に佐々木は「猪木さんも喜んでいると思います」と感謝した。北斗は「猪木さんの存在の大きさを時がたてば、たつほど感じています」と明かした。ライガーは「アントニオ猪木のすごさを亡くなられてしみじみ感じてます」と思いをはせた。 目玉企画は、猪木さんにゆかりある選手たちの貴重な品々を展示。遺族、関係者の協力の下、旭日双光章を叙勲したタイガー・ジェット・シンのガウンに愛用のサーベル。猪木さんと“日本人大物対決”で激闘を繰り広げた、ストロング小林さんのガウン。“人間山脈“アンドレ・ザ・ジャイアントさんのシューズ。“超人”ハルク・ホーガンの『一番』Tシャツ、“アメリカンドリーム”ダスティ・ローデスのガウンも展示する。さらに、今回特別にフリーアナウンサーで猪木さんの語り部でもある古舘伊知郎氏が所蔵する“実力世界一”ベルトを展示する。 また、新橋にあった猪木さんが2007年からおよそ9年間、社長を務めていたIGF(イノキ・ゲノム・フェデレーション)時代の社長室を再現。実際に使用していた机や椅子、また、そこで手帳に書いていた直筆の書やサインを展示。本人が身に着けていた愛用品や、スーツや各種・各色のストール。移動の際に使用していたキャリーバッグやコシティなども公開。また、生前、最後のテレビ出演となった日本テレビ系「24時間テレビ」で着用した黄色のTシャツも展示する。 また、展覧会を記念して京王電鉄では、京王線全線で車内に猪木さんのファイトシーンなどの98種類の写真、計約1100枚を中吊り、ドア上に掲げ、車体にはオリジナルヘッドマークを掲出した「闘魂トレイン」を今月30日まで運行している。さらに、京王電鉄は「超・燃える闘魂 アントニオ猪木きっぷ」を数量限定で発売する。猪木さんのサインのレプリカや往年のファイトシーンなどの写真をデザインに取り入れた台紙に「京王線・井の頭線1日乗車券」など「1、2、3、ダー!」の掛け声にちなんでオリジナルデザインのD型硬券3枚をセット。価格は1500円(税込)で14日から京王百貨店「京王ネットショッピング」、京王線新宿駅などで一人1会計2部まで販売している。
報知新聞社