マンUレジェンド「チームは後退している」と不満爆発。ELポルト戦引き分けに怒り心頭で「指導が下手」「希望を失いつつある」
またもや勝利ならずのユナイテッド
UEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)リーグフェーズ第2節、ポルト対マンチェスター・ユナイテッドの試合が現地時間3日に行われ、試合は3-3の引き分けに終わった。英メディア『TEAMTALK』は低調なパフォーマンスが続くチームに怒りを示す、同クラブレジェンドのポール・スコールズ氏のコメントを伝えていた。 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハフ監督はラスムス・ホイルンドやマーカス・ラッシュフォード、ブルーノ・フェルナンデスなど主力を先発起用。7分にはラッシュフォードが先制点を決め、20分にはホイルンドの追加点でリードを広げる。しかし、その後立て続けに2ゴールを決められて同点に追いつかれると50分にポルトのサム・オモロディオンのゴールで逆転されてしまった。そして、81分にはフェルナンデスが2枚目のイエローカードで退場。数的不利になるが、後半アディショナルタイムにハリー・マグワイアが土壇場でゴールを決めたことで、マンUは辛うじて3-3の引き分けに持ち込んでいる。 同メディアは、「ユナイテッドはプレミアリーグで最悪のスタートを切りチームが13位に低迷したことで、クラブのサポーターは希望を失いつつある」と述べた上で、低調なパフォーマンスが続く古巣クラブを痛烈に批判するスコールズ氏のコメントを紹介していた。 「次に好成績や勝利がどこから来るのかわからない。選手たちは監督が何を求めているのかさえ理解していないだろう。監督は指導が下手なようだ、見ているのがつらい。(監督が就任してから)約2年経過しているが、リバプールやアーセナルのようなチームが常に進歩しているにもかかわらず自分たちは進歩していないように感じる。ユナイテッドの場合は、むしろその逆で交代しているようだ。結果が示すように私たちは間違った方向に進んでいる。ファンは少しでも方向性を示してほしいと感じているが、希望が欠けている」 リーグ戦では6試合を消化した段階で2勝1分3敗と、13位にまで落ち込んでいるユナイテッド。すでに監督の解任と後任候補についても報じられており、インテルを率いるシモーネ・インザーギ監督やイングランド代表を率いていたガレス・サウスゲート監督などがクラブのターゲットになっていると伝えられている。
フットボールチャンネル編集部