倉橋ヨエコ改め「ヨエコ」がセルフカバーアルバム発売、三井ホールでワンマン開催決定
「ヨエコ」として活動再開したシンガーソングライターの倉橋ヨエコが、復活第二弾としてアルバム『ニューヨエコⅡ~ラプソディ~』を2024年9月20日(金)にリリースし、ワンマンライブを2025年2月22日(土)に東京・大手町三井ホールで開催することを発表した。 倉橋ヨエコとして2000年にデビューし、ビクターやワーナーなどのメジャーレーベルで活躍し、2008年に「廃業」を宣言して活動を休止。それから15年後の昨年2023年7月1日に「ヨエコ」として活動再開を突如SNSでポストし、トレンド入り。一昼夜にして872.9万閲覧、4万フォロワーを獲得。その凄まじい反響の中、復活第1弾アルバム『ニューヨエコ』を2023年9月20日(水)に発売し、オリコン総合チャート37位、インディーズチャート18位となった。倉橋ヨエコに影響を受けた、ボカロP、歌い手、VTuberは数多く、彼らが投稿したカバー動画やリリックビデオが10~20代の若い世代のリスナーに届き、廃業中にファンになったケースがかなり多く、「長いこと待ってました!」「『廃業宣言』後にファンになったので復活が嬉しい」「生ヨエコさんを見られる日がキタ!」という、新旧のファンからの声があがった。 廃業中はヨエコ自身、通信制大学にて特別支援学校教員免許の資格を取得したり、一般企業で働くなどの意欲的な反面、生活環境が変わったストレスにより声が出なくなり体調不良で入退院を繰り返す苦悩の日々が始まった。幾度も検査を受け最終的に「統合失調症」と判明。薬による副作用や長い闘病生活で「できないこと」が増えたが7年近く出なかった「声」をようやく取り戻すことができた。またリハビリ施設内や入院中の病院内で、人々が「音楽」によって会話をし、「音楽」によって救われているのを目の当たりにし、ふたたび音楽の活動をする決心ができた。廃業から実に15年が経っていた。持病の完治は難しく、ともに付き合っていく。廃業前を振り返り本人曰く「単純明快・激的な愚直ですね。自分が経験して想った事を歌にしているだけ」と今でもそのスタンスは変わらないが、15年経った今、「同じ障がいの方、似ている症状の方へ、気持ちが少し分かるからこそ、何かエールやメッセージも込めたいと思うようになりました」「微々たる力ではあるけれど……音楽を通して自分も社会や人に貢献したい」と思うように。 2024年4月に吉祥寺スターパインズ・カフェにて、「ニューヨエコショー プロローグ編」として開催された抽選招待制でのイベントでは、生のヨエコが15年ぶりにファンの前に姿を表した日となった。続いて、7月9日に高円寺「座・高円寺2」にて行われたファンミーティングは、4分でチケットが即完している。 <リリース情報> ヨエコ 2nd Album『ニューヨエコⅡ~ラプソディ~』 発売日:2024年9月20日(金) 価格:¥3000(税込) =収録曲= 1. music 2. 感謝的生活 3. ままごと 4. 盗られ系 5. 人間辞めても 6. 流星 7. ラジオ 8. music(acoustic ver.) <ライブ情報> 「ニューヨエコショー2025~ラプソディ~」 2025年2月22日(土)大手町三井ホール[東京] 開場16:30(ロビー開場16:00)/開演17:00 チケット料金:全席指定 8800円(税込) U-20チケット 4400円(税込)<20歳以下限定チケット・枚数限定> チケット: アルバム購入者特別先行:2024年9月17日(水)12:00~10月6日23:59 ※ヨエコオフィシャルショップでCDご注文の方に予約特典として最速でチケットが申し込める抽選コードつき 詳細はCDに同封される詳細にてご確認ください。 イープラス先行 受付期間:2024年10月9日(水)18:00~10/15(火)23:59 一般発売日:2024年10月26日(土)12:00~ イープラス ※詳細はヨエコオフィシャルサイトをご覧ください。
Rolling Stone Japan 編集部