三浦瑠麗氏 吉本興業でのコンプラ講演で「事後の態度」の重要性説く 「人間は記憶が修正されがち」とも指摘
国際政治学者の三浦瑠麗氏が10日、自身のX(旧ツイッター)を更新。ダウンタウン・松本人志が所属する吉本興業でコンプライアンス研修を行った際、性行為について「事後の態度」の重要性を説いたことを明かした。 三浦氏はXで「少し前に、吉本興業のコンプライアンス研修を担当しました」と報告。「講演では、『性行為の意味は事前には定まっていない』ということと、『事前の同意』だけでなく、その行為の態様や『事後の態度』が相手の心象形成に大きく関わってくることをお伝えしました」と内容を明かした。 さらに「若者にとって、性の問題はデリケートであり深刻なものです。必要なのは互いを思いやる想像力を伸ばす教育でしょう」と提案。「新たに不同意性交等罪が新設され、とりわけ成人の方々ほど、新たな行動規範や法律のスタンダードを知らない方が多い印象です。映画『羅生門』ではありませんが、同じ事象でも見る人によって、物事は違って受け止められている。細かな事実に関しても、人間は記憶が修正されがちです」と指摘した。 三浦氏はフジテレビ「ワイドナショー」で松本と共演歴が長く、8日に松本が文藝春秋社などに5億5000万円の損害賠償などを求めた訴えを取り下げ、過去に飲み会で同席した女性に謝罪した際には「裁判が終結してよかったと思います。お疲れさまでした。松本さんがやりたかったお笑いを、そして今後のご活動を心より応援しております」とつづっていた。