あなたが決して「裕福」になれないことを示す、9つの危険信号(海外)
安定した給料で満足している
平均的な人は時間の対価として、つまり月給や時給として報酬を得る。一方、豊かな人々は成果に応じて報酬を得る道を選び、多くの場合でみずから事業を営む。 「タイムカードに刻印しながらも世界クラスの収入を得る人も存在し、ほとんどの人にはこのやり方が安全な生き方として推奨されているものの、富を築くには最も時間のかかる方法でもある」とシーボルドは指摘する。「偉大な人々は、自営業こそが富への近道だと知っている」 世界トップクラスの人々が起業して富を蓄える一方で、「大衆は控えめな給料と毎年の昇給を頼りに、そこそこの資産を築く人生をみずから確保する」とシーボルドは説明する。
財力に見合わないものを買う
収入を超える生活を続けていては、豊かにはなれない。 収入が増えたり、大幅な昇給があったりした場合も、それを理由にライフスタイルまでも贅沢なものに変えるべきではない。 「自分の事業や投資など、複数の収入源から確実な収入が得られるようになるまで、私は高級時計も車も買わなかった」。ミリオネアのグラント・カードンが『アントレプレナー(Entrepreneur)』でそう書いている。「ミリオネアになった時点で、私はトヨタのカムリに乗っていた。人は何を買うかではなく、どう働いているかで有名になるべきだ」
自分ではなく、他人の夢を追う
成功したいなら、自分がやっていることを愛さなければならない。つまり、自分の情熱を自分で決め、自分で追うのである。 あまりにも多くの人が、他人、たとえば両親などの夢を追うという過ちを犯している。そう説明するのは、みずからの力でミリオネアになった人々を5年間にわたって調査したトーマス・C・コーリーだ。 「他人の夢やゴールを追うと、いつか選んだ職業に満足できなくなるかもしれない」と、コーリーは著書『Change Your Habits, Change Your Life』で書いている。「業績も報酬も、その影響を受けるだろう。経済的に苦しみながら、何とか生計を立てることになる。成功に欠かせない情熱を失ってしまう」