「スネルを復帰させる可能性がある」パドレスがMLB屈指の左腕と再契約か「再会が現実味を帯びてきた」米誌報道「賢明な選択肢」
昨オフに続いて、ブレイク・スネルがFA市場の目玉となっている。 2023年にサンディエゴ・パドレスで14勝を挙げて自身二度目のサイ・ヤング賞を受賞したスネルは、24年シーズン開幕直前の3月にサンフランシスコ・ジャイアンツと2年総額6200万ドル(当時約95億円)で契約。それでもシーズン終了後の現地11月1日、オプトアウト権を行使して2年連続でFAとなった。 【画像】パドレスはマイク・シルト監督との契約を2027年まで延長したと発表 そんなスネルが古巣のパドレスに戻る可能性があると米誌『Sports Illustrated』が報じた。同誌は、「パドレスとの再会はより現実味を帯びてきた。昨オフはコスト面と先発陣の充実具合から、スネルとの再契約をためらった。しかし、ジョー・マスグローブがトミー・ジョン手術を受けて25年を全休することになり、ディラン・シース、マイケル・キングが調停資格の最終年を迎えることから、スネルと準長期契約で再契約するのは賢明な選択肢かもしれない」と伝えた。 24年は開幕直前にジャイアンツに加入。春季キャンプで十分な準備ができず、最初の6試合で防御率9.51を記録し、下半身の怪我にも悩まされて2度も故障者リスト入りした。7月に2度目の故障者リストから外れた後、見違える姿を見せた。 8月2日のシンシナティ・レッズ戦でノーヒットノーランを記録し、最後の14回の先発で防御率1.23という素晴らしい成績を残した。シーズン終盤のこうした圧倒的な活躍は、最後の23回の先発で防御率1.20を記録した2023年の好調な終わり方と似ていた。 パドレスとの契約は4年総額1億1000万ドル(約169億円)と見られている。はたしてスネルは、ふたたびパドレスのユニホームに袖を通すのだろうか。 構成●THE DIGEST編集部
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