C・ロナウド、レヴァンドフスキ…EURO2024が最後の国際大会になり得るスターたち
2024年欧州選手権・EURO2024がまもなく開幕する。欧州サッカーファンたちは、ドイツでどこの国が優勝するのか考えを巡らせていることだろう。トロフィーを掲げる候補の筆頭はイングランド、フランス、ポルトガル、ベルギー、イタリアだ。 しかしながら、この大会はいくばくかの選手たちに国際大会出場はこれが最後になると真剣に考えさせる大会でもある。実際、現代の偉大な選手の中にはすでにこの大舞台を最後に引退すると発表している選手もおり、彼らに続く可能性のある選手も何人もいる。 そこで以下に、今夏サッカーの国際大会に別れを告げることになりそうなベテランのスターたち、あるいはドイツでのそれぞれの国の結果次第で決意を固める可能性のある選手たちを挙げてみよう。
マルコ・アルナウトヴィッチ(オーストリア)
35歳にして2023-24シーズンのインテルで特に活躍することのなかったストライカーは、最後の花道を進む気分でいるだろう。しかしながら、トニ・ポルスターが持つオーストリア代表の得点記録(44)まであと8点に迫っているアルナウトヴィッチには、まだ少しの猶予があるかもしれない。
ケヴィン・デ・ブライネ(ベルギー)
デ・ブライネには2026年のワールドカップまでプレーを続ける実力があるのは確かだが、今月で33歳となる攻撃的ミッドフィルダーにはケガに悩まされてきた歴史があり、クラブでのキャリアを続けるために代表からは引退すると考えることもありうる。 いずれにせよ、ベルギーが優勝すれば引退を考えるようなことにはならないだろう。優勝できなければ、デ・ブライネが母国である赤い悪魔とともに自分もこれまでだと考える可能性はある。
オリヴィエ・ジルー(フランス)
37歳のストライカーはすでにこの夏MLSのロサンゼルスFCに移籍することを公言しているが、EUROが終われば代表から身を引くことだろう。「若い選手に道を譲ることが必要だ」と、このワールドカップ優勝経験者は『レキップ』紙で述べている。「あと1年、あと1年と言いすぎないように気を付けないといけない」。