【兄弟モデルガチンコ勝負】直6高性能能スポーツクーペ「BMW M4コンペティション」対「BMW M2」その結果は?
BMW M4コンペティション対BMW M2:5年ほど前に「スモール対ビッグ」比較シリーズを立ち上げたとき、最初の火付け役となったのはまさにM2対M4の比較だった。
滋養のある冬が終わり、再び古いTシャツを着る。「BMW M2」は、兄貴分である「M4」をベースに、はるかに小さなボディを装着しなければならないのだから、こんな感じなのだろう。
そのボディは、それに応じてぴったりと密着している。デザイン面でも、バイエルンは「M2」と「M4」が混同されないように細心の注意を払っている。弟分には出っ歯のフロントエンドはなく、リヤは一体型のテールライト、全体のラインは1クラス上のモデルよりもずっと角張っている。 「M4」からフロントの直6エンジンを引き継ぐことは、たとえ460馬力と550ニュートンメーターでやりくりしなければならないとしても、喜ばしいことだ。これは50馬力少ないが、先代より90馬力高く、トルクは「M4」より100回転早くリヤアクスルに達する。まあ、「M2」も100Nm少ないのだが。
それにもかかわらず、レーストラックでは素晴らしい走りを見せる。たとえAUTO BILDのテスター、ギド ナウマンが、もう少しパワーがあればと祈るように繰り返したとしても・・・。 新バージョンをまだ試乗できていないとはいえ、現行「M4」は十分以上に高性能であることは言うまでもない。型破りなトワイライトパープルパールエフェクトに赤のストライプをあしらったこのモデルは、まだ小さなスクリーンを備えたフェイスリフト前のモデルだ。 多くのボタンが省略され、メニューはiDriveのダイヤルからますますタッチ操作に基づくようにデザインされている。「X1/X2」では、すでに独創的なコントロールダイヤルを廃止している。マーケティング部門が言うように、「操作の最適化」である。
カーボンのバケットシートは、長時間の走行では、腰が痛くなることもあるが、座ってしまえばいつものように最高の横方向のサポートが得られる。これは14,500ユーロ(約238万円)のMレーストラックパッケージの一部だ。また、カーボンルーフとカーボンファイバー製インテリアトリムエレメントも含まれる。