【新日本・WTL】ザック&大岩が2勝目 「IWGP世界ヘビー級王者は毎年タッグリーグに出るべきだ」
新日本プロレス24日後楽園ホール大会の「ワールドタッグリーグ」Aブロック公式戦で、「TMDK」のザック・セイバーJr.(37)、大岩陵平(26)組がアレックス・ゼイン(38)、田口隆祐(45)組を下し2勝目を挙げた。 ゼインに狙いを定めたTMDKは、大岩の大剛式バックドロップからザックがアックスボンバーを発射し攻勢に出る。三角絞めを強引に持ち上げようとしたゼインに対し、ザックは腕十字固めからアームバーと流れるような関節技でダメージを与えていった。 田口のヒップアタックでこれをカットされると、ザックはゼインのバッハブラストで反撃を許す。それでもTACOドライバーは阻止してスリーパーホールドに捕獲。大岩も田口の動きをスリーパーで押さえつける。大岩が田口にTHE GRIP(変型ラリアート)を決めるのと同時に、ザックはゼインにザックドライバーをさく裂させ文句なしの3カウントを奪った。 例年までのWTLは翌年1月4日東京ドーム大会のカードが決まっている選手が不出場となっていたが、今大会はその不文律が撤廃。IWGP世界ヘビー級王者として出場しているザックは「IWGP世界ヘビー級王者は毎年タッグリーグに出るべきだ。これは年間で最も重要なトーナメントの一つだ。俺はこのトーナメントに出場することを選んだ。一つはこのハンサムな男(大岩)とともに時を過ごしたいから。二つ目は俺はこの会社が、この国が、この王座が大好きだからだ。俺が新日本プロレスをトップに引き戻してやる」と持論を展開していた。
東スポWEB