１２月２５日午後、鹿児島県南大隅町と曽於市で住宅が全焼する火事が相次ぎ、南大隅町では焼け跡から１人が遺体で見つかっていて、警察が身元の確認を進めています。 警察によりますと２５日午後５時１０分ごろ、南大隅町佐多辺塚で「人の家から煙が上がっている」と近所の人から消防に通報がありました。 この火事で無職・萩平ハツ子さん（８８）の住宅１棟が全焼し、焼け跡から１人の遺体が見つかりました。 萩平さんは１人暮らしで、現在、萩平さんと連絡が取れていません。 警察が、遺体の身元の確認を進めています。 また２５日午後１１時ごろ、曽於市末吉町岩崎で無職・阿多京子さん（７１）の木造平屋の住宅１棟が全焼しました。 阿多さんは４０代の息子と２人暮らしで、阿多さんは煙を吸い体調不良を訴え、息子は頬にやけどを負い２人とも病院に運ばれました。 ２人とも命に別状はないということです。 警察と消防が２件の火事の原因を調べています。