iOS版『Sky 星を紡ぐ子どもたち』5周年。広大な世界を旅して、出会ったプレイヤーたちとの交流を楽しむアドベンチャー【今日は何の日?】
『Flowery』や『風ノ旅ビト』で知られるthatgamecompanyのアドベンチャー 【記事の画像(7枚)を見る】 2019年(令和元年)7月18日は、iOS用アプリゲーム『Sky 星を紡ぐ子どもたち』が配信された日。本日で配信開始から5周年の節目を迎えました。 『Flowery』(原題は『Flower』)や『風ノ旅ビト』を世に送り出したゲームスタジオ・thatgamecompanyの最新作で、基本無料のアクションアドベンチャーゲームとして配信された本作。2021年にはNintendo Switchで配信され、2022年にはプレイステーション5(PS5)とプレイステーション4(PS4)でも配信。さらに2024年にはPC(Steam)での配信も開始されました。 星々が落下してしまった空の世界を舞台に、星の子であるプレイヤーがさまざまなエリアを旅して星の精霊たちを空へ還すことが目的。精霊を救うと精霊から“感情表現”というジェスチャーを教えてもらうことができ、それによってほかのプレイヤーとコミュニケーションを取ることが可能になります。 相手のプレイヤーは半透明でしっかりと姿を確認することができませんが、お互いが持っているキャンドルを灯し合うと相手の姿が見えるようになるので、エモートで挨拶したり、手をつないだりできるように。もちろん交流してもしなくてもいいので、気楽に遊べます。 言葉を介さなくても、なんとなく気持ちが伝わるのが心地いいです。道に迷ったときに近くのプレイヤーにジェスチャーで教えてもらったり、見知らぬプレイヤーからのジェスチャーで仲よくなったりと、ほっこりする体験が待っています。 ジェスチャーのみで交流していた『風ノ旅ビト』とは違い、プレイヤーどうしがチャットできるベンチや、メッセージを設置できるスポットも用意されています。仲よくなったプレイヤーとはフレンドになることができ、メッセージを送り合うことも可能です。 謎解きをしながらストーリーを進める一方、デイリークエストをこなすことも大切。“対象ステージの指定の場所で瞑想する”や“指定エリアで星の精霊に出会う”といった目標があり、ゲームクリアー後も冒険を楽しめます。また、キャラクターを装飾する衣装を集める要素もあり、特定のケープを身に着けることで行けるようになるエリアなども存在します。 本作がすばらしいのは、幻想的で美しい世界観。草木の揺れや雲の動きなどが細かく作り込まれており、世界に引き込まれていきます。ぜひじっくり探索してみてください。 発売から5年経った現在も季節ごとの“シーズンイベント”が開催されているほか、キズナアイやシナモロールなどのコラボイベントも。さらに被災した雨林や森林への植樹や多様性を支援する団体への寄付だったりと、社会的な意味を持つチャリティーイベントも積極的に開催されています。 AnimeJapan 2022でアニメ化が発表され、gamescom 2023で正式タイトルが『Sky: The Two Embers』であることと、2024年公開であることが発表されました。どのようなアニメになるのか、楽しみに待ちましょう。 関連記事:『Sky 星を紡ぐ子どもたち』アニメ映像化が決定 ※画面はNintendo Switch版のものです。