「絶対にいいものが撮れるはず」後藤真希、話題の最新写真集出版のきっかけ
後藤真希の最新写真集『flos』(講談社)が、発売されるやいなや、すさまじい美貌で「神すぎる!」と話題になっている。モーニング娘。のセンターとして一世を風靡し、25年経ってますます進化している彼女に直撃し、写真集に懸ける想いやこれまでのキャリアについて語ってもらった。(前後編の前編) 【写真】神懸かり的な美貌、後藤真希の撮りおろしカット【10点】 ──あらためて、今回の写真集『flos』を出すことになった経緯を教えてください。 後藤 「今、心身ともにすごくいい状態だから、絶対にいいものが撮れるはず」という感じで、去年くらいに自分から提案したんです。今まではなかったパターンですね。でも話はトントン拍子で進んで、あっという間にフィッティングとかロケ地選びが決まっていきました。 ──3年前に出された前作『ramus』(講談社)も異例の売り上げを記録しましたし、それでも自分から提案したというのは、ご自身の中で心境的な変化があったのでしょうか? 後藤 よっぽど自分に自信があったんでしょうね(笑)。でも真面目な話、コンディション的にも、気持ちの面でも、表情の面でも、いい感じでできているなっていう感触があったんです。以前より笑うことがすごく増えていましたから。 それは精神的な部分も大きく関係していて、ライブをやってファンの人たちとのコミュニケーションも取れていたし、YouTubeとかを積極的にやるようになったのもあったし。私たちが芸能界に入った頃っていうのはSNSとかもなかったので、“プライベートは明かさない”という考えが染みついていたんですよ。だけどコロナ禍もあったし、自分のことをどんどんオープンにするようになって、それで自然といろんな表情が出るようになってきたんです。 ──写真集の制作に入り、改めてコンディションを整えるようなことは? 後藤 撮影前のスキマ時間にヒップアップ運動と称して足を上げて満足したり、重りを持ちながらスクワットしたりはしたんですけど……普段から“身体を作る”ということをやっていないのもあり、まぁこれが続かない(笑)!「ジムに行きたい」って10年くらい言っていますからね。要は10年もジムから足が遠のいているってことです。 ──では、この卓越した“ゴマキボディ”はどうやって作られているんですか? 後藤 もともと体質的に太りにくいという面はあるかもしれないです。ちょっと運動するとすぐ汗をかくくらい、代謝が結構いいんですよね。 ──撮影は韓国で行ったそうですね。 後藤 済州島に初めて行きました! あいにく天候には恵まれなかったんですけど、ソウルの雰囲気とは違い、海に囲まれたリゾート地って感じがして素敵でした。 ──写真集の見どころをあげるとしたらどんなところでしょうか? 後藤 結構攻めているカットもあるところ(笑)! ページをめくった方がハッと驚くような写真がたくさん出てくるはずです。大胆で解放的な姿を楽しんでいただけるんじゃないかな。 ただ私自身の意識としては女性目線で美しいと感じてもらえるような大胆さにしたつもりです。3年前の写真集に比べて、明らかに進化した姿をアピールできたんじゃないかと思っています。