人口最小県の鳥取県で「人口戦略フォーラム」開催へ 全国的な人口減少や都会への若者流出を防ぐ 人口戦略会議の三村議長や中国地方の知事なども参加予定
日本海テレビ
人口最小県の鳥取県は、全国的な人口減少を防ぎ、都会への若者の流出を防ぐため、11月30日に鳥取市内で有識者を招いて大規模なフォーラムを開催すると発表しました。 11月6日の定例会見で鳥取県の平井知事はー。 鳥取県 平井伸治 知事 「石破政権の中で総理がよく口癖としておっしゃっているのが、鳥取から日本を変えていくんだという言葉があります。われわれもそうしたことに共鳴しながら、鳥取から呼びかけていこうというものであります」 平井知事は、日本創生に向けた人口戦略フォーラムを11月30日に、とりぎん文化会館で開催すると発表しました。フォーラムには有識者グループの「人口戦略会議」三村明夫議長や中国地方の知事なども参加する予定となっています。 「人口戦略会議」は、全国の自治体のうち4割にあたる744か所、山陰では12市町村で、20代から30代の女性が2050年までに半分以下に減り、最終的に消滅する可能性があるという分析を公表しています。今回のフォーラムでは、人口減少対策を考えるため、三村議長の基調講演のほか、パネルディスカッションなどが行われる予定です。 鳥取県 平井伸治 知事 「全国的なムーブメントの着火点として、ここ鳥取から日本を変えるというそういう一助になればと思っております」 人口最小の鳥取県が中心となって、地方の人口減少対策の取り組みをリードしていくことが期待されます。